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  • 岩手伝統民芸・工芸品
  • 毎年6月、馬の守護神と言われている岩手県滝沢村の蒼前(そうぜん)神社から盛岡市の八幡宮までの15キロの道のりを、あでやかな飾りを付け、たくさんの鈴を鳴らしながら100頭ほどの馬が行進します。馬たちが歩くたびに「チャグチャグ」と鈴の音が聞こえることから「チャグチャグ馬コ」と呼ばれています。

    鹿踊(ししおどり)は、浄土宗の先駆者である空也上人が、近くにやって来た八つ連れの鹿の一匹が猟師に射殺したのを哀れみ弔うために始めた踊りだと言われています。鹿の頭部を模した鹿頭とそれより垂らした布により上半身を隠し、ささらを背負った踊り手が、鹿の動きを表現するように上体を大きく前後に揺らし、激しく飛び跳ねて踊ります。

    繊細な鋳肌と重厚な味わいのある着色が特徴の南部鉄器は、歴史と自然が長い時間をかけて作り上げた、岩手が誇る伝統工芸品です。表面文様の代表は「あられ」です。この「あられ文様」は鉄瓶の表面積をふやすことで、保温効果を高めるという先人の卓越した知恵から生まれました。現在ではその効果もさることながら、緻密なデザインの美しさにひかれ、多くの方々に愛されています。

    南部型染めは、ステンシル染めのように型の切り抜いた部分を染色するのではなく、切り抜いた部分に防染糊を塗布して染めない部分を作り、それ以外の部分を染色する方法で染めます。また、南部裂き織は、たて糸に木綿糸よこ糸に細かく裂いた布によりをかけたものを織り込んでいく機織りの一技法で、よこ糸の偶然性が微妙に絡み合った配色となっています。

    東北地方の伝統工芸品といえば「こけし」です。首が「キュッキュ」となる鳴子系・おかっぱ頭の蔵王高湯系など各地独自のこけしがあります。盛岡、花巻といえば簡単な描写に、頭がぐらぐら動く「南部系こけし」になります。ぐらぐら動きながら首が抜けない独特の工夫がされています。

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